私の通りをよく歩いている男の子がいて、私を見るたびに私の妊娠したお腹を指して「蛇を身ごもっている!」と言います。

それはただのくだらないことだと自分に言い聞かせていた。子どもの残酷な想像力にすぎない、路上で拾った何かが歪んで冗談になり、行き過ぎただけのもの。それ以上の意味なんてない。

それでもその言葉は残り続けた。恐怖というよりも、皮膚の下に刺さった小さな棘のように、どれだけ振り払おうとしても無視できない感覚としてまとわりついていた。

翌朝、私はいつもより早く目を覚ました。ジョーダンよりも早く、露店が並び始める前、街が夜の余韻から日常のリズムを取り戻す前に。

私は動かず横たわっていた。片手をお腹に当てる。まだ目に見えるほどではない、ほんのわずかな張り。知っている人にしかわからない程度の変化。

何もかもが普通に思えた瞬間があった。静かで、安全で、予測可能で、何も壊れていない、何も変わるはずのない世界。

そして思い出してしまう。あの少年の目を。瞬きをしなかった目。冗談でも推測でもなく、私より何かを知っているように話した声を。

私はベッドを出てバスルームへ行き、電気をつけ、必要以上に長く鏡の中の自分を見つめた。

「大丈夫よ」

私は鏡に向かって囁いた。信じさせようとして、安心させようとして、不安そのものを言葉で消そうとして。

でも声は薄く、他人のもののようだった。自分の確信を誰かから借りて、無理に着ているような響きだった。

朝食のとき、私は夢の話をしなかった。夢だったのかどうかさえわからない。冷たいもの、絡みつくもの、内側からこちらを見ている何かの断片。

ジョーダンは私の沈黙に気づいたが、深くは聞かなかった。ただ出勤前に肩を軽く握り、「あの子の言ったことは気にするな」ともう一度言った。

私はうなずき、微笑みさえした。でもそれは意志というより反射のようで、すでに心は別の場所にあるようだった。

その日、私はショッピングセンターに行くことにした。金曜日でもないのに、特に理由もないのに。

ただ忙しくしていたかった。何もしない時間が思考を呼び寄せるのだと、自分に言い聞かせていた。

従業員たちはいつも通り温かく迎えてくれた。妊娠について声をかけ、祝福し、心からの笑顔を向けてくる。

「お体大事にしてくださいね。もう2ヶ月ですよね?楽しみですね」

私はまた笑って、うなずいて、正しい言葉を返した。でも内側では何かがわずかにずれた。言葉が自分のものではないような感覚。

帰り際、ガラスのショーウィンドウに映る自分の姿が目に入った。角度のせいで少し歪んで見え、体の輪郭が見慣れないもののように感じられた。

一瞬、お腹の奥に何かが動いたように思えた。胎動ではない。そんなはっきりしたものではなく、もっと曖昧で、不自然な波紋のようなもの。

私は凍りついたように立ち止まり、次に起こるのを待った。息を止めていることにも気づかず、周囲の音が遠のいた。

何も起こらなかった。

私は小さく笑い、首を振った。ただのストレスだ、想像だ、あの少年との出来事の後遺症だと自分に言い聞かせた。

しかし振り向いたあと、私は少し早足で歩いていた。そこにいない何かから逃げるように。

その日の午後、家の通りに戻ると、彼がまたそこにいた。

同じ少年。同じ破れた服。同じ瓶の入った袋を引きずるように持ち、私に気づくと同じように静止する。

今度はすぐには怒鳴らなかった。

数歩離れた場所で立ち止まる。怒りは残っていたが、何か別のものが混じっていた。もっと静かで、重くて、言葉にしにくいもの。

少年は私を見ていた。本当に見ていた。顔ではなく、お腹を。

それだけが重要だと言わんばかりに。

「あなたは聞かなかった」

彼は静かに言った。笑いも、嘲りもない。ただ確信だけがあった。

「やめて」私は低い声で言った。以前よりも爆発的ではないが、押し殺した強さがあった。

「そんなこと言って何が楽しいの?適当に言って終わりにできると思ってるの?」

少年はゆっくりと首を振った。私のほうが何かを見落としているとでも言うように。

「もう成長してる」

彼は言った。

「まだちゃんとは感じられないだけだ。でもそこにある。赤ん坊みたいなものじゃない。あなたのものでもない」

私は無意識に拳を握っていた。

「やめろって言ってる」

一歩近づく。距離が縮まると、服に染みついた土と酸っぱい匂いがした。

一瞬、掴みかかろうかと思った。どこかへ引きずってでも、嘘だと認めさせようと。

しかし少年は動かなかった。怯えもしなかった。

「病院へ行ってください」

彼はもう一度言った。

「ちゃんと見てもらうんです。普通の検査じゃなくて。今見逃したら、次はありません」

「何の次だよ」

私の声が割れた。

「選ぶためです」

その言葉が空気に重く落ちた。

「何を選ぶの?」

少年は初めて私の顔を見た。そこには予想していなかったものがあった。

狂気でもない。

悪意でもない。

同情に近いもの。

「何が現実か」

彼はゆっくり言った。

「それとも、あなたが信じたいものか」

私は内側で何かがひねられるような感覚を覚えた。身体的ではないが、それに近いもの。

無意識にお腹に手を当てる。

また、あの動きのようなものを感じた気がした。

私は一歩下がった。

「近づかないで」

ほとんどささやきだった。

少年は追ってこなかった。そのまま私は家へ向かって歩き出し、次第に速足になり、ほとんど走るようにドアへたどり着いた。

中に入ると、空気が違って感じられた。何かがすでに入り込んでいるような感覚。

私は鍵をかけた。昼間なのに。

背中をドアにつけ、しばらく動かずにいた。お腹に手を当てたまま、ただ待ち、聞いていた。

何もない。

動きもない。

音もない。

あるのは自分の浅い呼吸だけ。

座ろうとしても落ち着けず、すぐに立ち上がり、意味もなく歩き回る。

少年の言葉が繰り返される。

「ちゃんと見てもらえ」

「次はない」

「選べ」

私は電話を手に取り、迷ったあと医者の番号を開いた。

発信ボタンの上で指が止まる。

過剰に思われたくない。

ばかげていると思われたくない。

でも、それ以上に、何かを見逃したくなかった。

発信した。

翌朝の予約が取れた。

その夜、ほとんど眠れなかった。

目を閉じるたびに、あの動きの感覚が戻ってくる。想像なのか、本当なのか、もう判断できなかった。

ジョーダンは隣で静かに眠っていた。

私は彼の顔を見つめながら、数日前までの普通さを思い出していた。

どれほど単純だったか。

どれほど確かなものだったか。

一度は起こそうとした。でも言葉が出てこなかった。

説明できないことを、どうやって説明すればいいのか。

理解していないことを、どうやって信じてもらえばいいのか。

私は黙っていた。

朝がゆっくり来た。

病院ではすべてが形式通りに進んだ。受付の笑顔、看護師の質問、消毒液の匂い。

私は機械的に答えた。何も問題のない患者のように。

しかし内側では緊張が張り詰めていた。

診察室に呼ばれたとき、私は一瞬だけ扉の前で止まった。

その瞬間だけで、この先を感じ取ってしまう。

そして、もう「知らなかった頃」には戻れないことを理解する。

それでも中に入った。

「どうされましたか」

医者は穏やかに聞いた。

私はうなずいた。

「はい」

そう言いながら、それが完全な真実ではないとわかっていた。

「ただ……正常か確認したくて」

私は言葉を選びながら続けた。

医者は微笑んだ。

「もちろんです。見てみましょう」

私は横になり、天井を見つめながら思った。

あの問いがまた戻ってくる。

静かに。

ただそこにある。

——あの少年が正しかったら?

そしてもしそうなら……

私はどうすればいいのだろうか。

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